大地のチカラ
The POWER of the earth.
九州電力八丁原地熱発電所
きゅうしゅうでんりょく はっちょうばる ちねつはつでんしょ
Hatchobaru Geothermal Power Plant of Kyushu Electric Power Co., Inc.
ゴォーゴォーゴォー モクモクモク 小さな音はきこえない 大きな音がしはいする 地ねつはつでんしょでは 大地のチカラをとりだしている ゆげがあふれるはつでんしょでは 大地のコドウがひびきわたっている |
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![]() 大地のチカラを取り出す地熱発電所 猛烈なマグマの熱を電気に換える 豪快に水蒸気を吹き出している 発電には水が欠かせない 燦々と照りつける太陽 大地に水をもたらすのは君のチカラ 地熱発電は君と大地とニンゲンの合作 |
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![]() 2005年3月19日 大分県九重町九州電力八丁原地熱発電所 Mar., 19, 2005. Hatchobaru Geothermal Power Plant of Kyushu Electric Power Co., Inc. Kokonoe Town, O-ita Pref. MINOLTA α-507si, MINOLTA AF28-105mm F3.5-4.5 KONICA MINOLTA CENTURIA SUPER 400 No.8. MINOLTA α-9000, MINOLTA AF50mm F1.4 FUJI NEOPAN PRESTO No.5. FUJIFILM TIARA (SUPER-EBC FUJINON 28mm F3.5) KONICA MINOLTA CENTURIA SUPER 400 九州電力八丁原(はっちょうばる)地熱発電所は,110,000kWの出力で, 地熱発電としては日本最大の規模を有しています。 1977年から稼働し,1990年からは増設された2号機が稼働しています。 これは,一般家庭33000軒分の使用量に相当します。 ここで発電された電気はおもに日田市方面で使用されています。 800〜3000mの深度を有する28本もの蒸気井から取り出した 熱水と高温の蒸気でタービンを回転させ,発電しています。 使用後の蒸気は冷却水で冷やされて水に戻され, 冷却塔でさらに冷やされると,今度は冷却水として使用されます。 写真は,冷却塔をオーバーフローした蒸気が噴き出しているところです。 山間に立地することで大量の冷却水が得られないため, 冷却塔ではエアレーションによって冷却を行っています。 当然,冬の方が冷却効率がいいものの,つららが発生してしまうそうです。 なお,温度の下がった熱水は還元井で地中に戻されます。 1. モクモクと水蒸気を上げる八丁原地熱発電所冷却塔群。 2. 発電所本館と展示館。 3. 蒸気井から送られてきた熱水と蒸気を分離する気水分離器。 4. 1号機タービン(奥),発電機(中)。上部にはタービン交換のためのクレーン。 5. 2号機タービン。大手重機メーカー製。 6. 計器室。ただし,本機は2km下流の大岳地熱発電所で集中管理されている。 7. 主変圧器。送電のために電圧を上げる。 8. 遮断器。ここから送電線で日田市方面へ送電される。 9. 冷却塔。遠景の水蒸気はH-19基地の蒸気井と思われる。 10. 冷却塔の下は大きく開いていて, 11. 冷却水がシャワー状で外に向かって噴き出され,空気によって冷やされている。 12. 展示館においてある蒸気井の断面サンプル。7年の使用で井管はこのように湯花が狭めてしまう。手前はボーリング掘削の先端である。なお,湯花はこの掘削機と蒸気で落とすそうである。, 13. 全体の様子。左上は蒸気井群。 このあたりの地図をみる 付近の地形図を閲覧する 国土地理院地図閲覧サービス 正月以外の毎日見学可能。予約の必要はない。 |