Top | What's New | File | リンク | Email
地方議員調査結果 概要
 
 本調査は、文部科学省の科学研究費(基盤研究(B)(1) 、研究課題「地域政治のジェンダー構造:なぜ女性地方
議員が少ないのか」、研究代表者:春日雅司、共同研究者:竹安栄子、課題番号13410069、研究期間:平成13
年〜平成15年)の助成を受けて実施しているものであり、研究はなお継続中である。しかし研究の内容からし
て多少厳密さを欠くものの、調査結果の公表時期を早めることに意味があると判断し、ここに途中経過であること
をお断りした上でその結果の一部を公開いたします。
 
調査対象 ・・・ 都道府県議会・市町村議会・東京23区区議会
議員名簿については、一部を都道府県の議会事務局に、また一部は全国市議会議長会ならびに
全国町村議会議長会に問い合わせ、自治体単位の数で得たものである。事務局としては可能な限
り実定数を把握しようとしたが、得た数字には法定定数のものもかなり含まれていた。
調査期間 ・・・ 2002年2月〜4月(ただし、この期間後にも200ほどの回答が送られてきましたが、それらも有効なも
のは集計に加えた。)
調査方法 ・・・ 郵送法(「調査方法」で触れたように、都道府県単位で集められた自治体毎の実定員数にもとづき
各自治体の議会事務局宛に宅配業者を通じて調査票を送付し、事務局を通じて各議員に配布して
いただき、回答は調査事務局へ直接郵便で返送してもらうようお願いした。数自治体が事務局で回
答を取りまとめ一括して返送するという例外はあったが、残りの大多数の皆さまからは直接返送して
いただきました。
発送総数 ・・・ 62,025
回収総数 ・・・ 17,052(なお「調査方法」で触れたように、発送総数が問い合わせに対する回答数にもとづいたもの
であるため、母集団数は正確に把握できなかった(実際は62,025よりも少ないと考えている)。とり
あえず、われわれが把握した数を母集団として計算すると、回収率は27.5%となる。
 
 なお、本調査は現在継続中のものであり、数字は完全なものではなく、今後訂正されるものであることをお断り
しておく。しかし、統一地方選挙を間近に控え多少正確さを欠くものであっても、協力していただいた皆さまのお役
に立つこともあるのではないかとの判断からここに公表する。ここに示された数字をお読みになる場合には、この
ことをご了承願いたい。今後、数ヶ月以内により完全なものにし、再度このホームページ上に掲載する予定である
ことを申し上げ、皆さまのご協力に対するお礼と感謝の気持ちとさせていただきます。
 
調査結果について・・・以下の数字は、大部分の設問について回答選択肢の割合(パーセント)で示したものであ
る。たとえば、問1の議会レベル別の議員割合を見ると、都道府県会議員が5%となっている。これは回答いただ
いた17,052名のうち都道府県会議員の数が777名であったので、実際は4.5566・・・%となるものを少数第一位を
四捨五入し5%としたものである。従って、たとえば5%と表示した割合の範囲は4.5%から5.4%まであり、選択肢の項
目が多くなるほど全体の合計に誤差が生じてくる。なお、集計の原データになお不備があるため、回答数の実数
については、問1と問2以外掲載しておりません(この実数にも誤りがあるかもしれないことをご了承ください)。
 
本データの無断引用・無題転載等を禁止します。
 
>>目次へ
 
春日雅司 <kasuga@human.kobegakuin.ac.jp> (C) Copyright 2003 Kasuga Masasi. All rights reserved.