

<社会調査の基本的な資料とデータの分析>
本講義では、官庁統計や簡単な調査報告・フィールドワーク論文が読めるための基礎的知識の習得を図るとともに、既存のデータや受講生のみなさんが社会調査の授業等で収集してきたアンケート調査データについて、SPSS統計ソフトやエクセルを用いて、基礎的な統計処理を行ったり、グラフ化したりする技法を学ぶ。
本講義では、官庁統計や簡単な調査報告・フィールドワーク論文が読めるための基礎的知識の習得を図るとともに、既存のデータや受講生のみなさんが社会調査の授業等で収集してきたアンケート調査データについて、SPSS統計ソフトやエクセルを用いて、基礎的な統計処理を行ったり、グラフ化したりする技法を学ぶ。
現代社会基礎演習(火曜・2限)
<現代社会を講読する>
現代社会と個人との関わりについて、鋭い視点で傾聴すべき問題提起がなされている書物は少なくない。教育、家族、子育て、など、学生たちが少なからず関心を持っているテーマを扱った多くの著書の中から、値段と頁数において手頃な、それでいて読み応えのある新書本や文庫本を数冊選び、じっくりと読んでいきたい。 半期で3冊を読破しよう。
現代社会と個人との関わりについて、鋭い視点で傾聴すべき問題提起がなされている書物は少なくない。教育、家族、子育て、など、学生たちが少なからず関心を持っているテーマを扱った多くの著書の中から、値段と頁数において手頃な、それでいて読み応えのある新書本や文庫本を数冊選び、じっくりと読んでいきたい。 半期で3冊を読破しよう。
専攻演習II(火曜・3限)
現代社会を生きる個々の生活者の人権という視点から現代家族を照射し、そこに立ち現れる諸問題を研究するという姿勢を貫きながら、学生ひとりひとりの問題意識を大事にし、学生たちが主体的に研究することを奨励します。3回生の前期では、じっくりと文献を読むこと、データ解析の基本的な手法をマスターすること、さらに、個々のデータを収集することなどを課題とするため、相当に忙しく厳しくなることを覚悟してもらわねばなりません。学生ひとりひとりが、自分の選んだ研究テーマに真正面から取り組んで欲しいと考えています。
現代社会方法論II(水曜・2限)
<量的データ解析の方法>
社会調査I、II、IIIで習得した知識と現代社会実習で身につけた技法をもとに、既存の統計的データや個々に収集した量的データを用いて、基礎的な多変量解析法を試みるとともに、解析結果が示す数値の意味を読み解く。SPSS統計ソフトによって、さまざまな多変量解析を試みることは可能であるが、大事なことは、個々の多変量解析の考え方と使用上の注意事項を理解したうえで、実際のデータと分析課題に即した解析方法を使用することである。
社会調査I、II、IIIで習得した知識と現代社会実習で身につけた技法をもとに、既存の統計的データや個々に収集した量的データを用いて、基礎的な多変量解析法を試みるとともに、解析結果が示す数値の意味を読み解く。SPSS統計ソフトによって、さまざまな多変量解析を試みることは可能であるが、大事なことは、個々の多変量解析の考え方と使用上の注意事項を理解したうえで、実際のデータと分析課題に即した解析方法を使用することである。
現代社会実習II(水曜・3限)
<質的調査の基礎的実習>
この社会調査実習IIでは、学生のみなさんに、現代社会実習Tに引き続き、質的調査の実際を経験してもらいたい。共通のテーマは、「働くということ」である。とりわけ、インタビュー調査によって得てきた貴重なデータを、どのように整理し、どのようにまとめるのかという点について重点的に実習する。また、調査の主題に関する既存研究のレビューの仕方や、質的調査の理論と技法についても学習を深める。 また、「働くということ」に関する既存の統計データを検索し、量的データと質的データを関連づけながら、全体のまとめを行う。
この社会調査実習IIでは、学生のみなさんに、現代社会実習Tに引き続き、質的調査の実際を経験してもらいたい。共通のテーマは、「働くということ」である。とりわけ、インタビュー調査によって得てきた貴重なデータを、どのように整理し、どのようにまとめるのかという点について重点的に実習する。また、調査の主題に関する既存研究のレビューの仕方や、質的調査の理論と技法についても学習を深める。 また、「働くということ」に関する既存の統計データを検索し、量的データと質的データを関連づけながら、全体のまとめを行う。
現代社会論(木曜・2限)
少子高齢化、高度情報化、国際化、個人化など、全体社会の変化が急速に進行しているわが国の現状について概説するとともに、21世紀の課題を考察する。とりわけ、現代社会における社会的格差や不平等問題、将来への不安がひろがっている状況を取り上げる。
現代社会研究II(木曜・3限)
〔ライフスタイルと現代家族〕
現代社会における、個々の生活者の視点から家族を考える。本講義では、個々の生活者が志向する家族の特徴を家族ライフスタイルとみなして、それぞれの家族ライフスタイルの実現可能性について考える。テキストに沿いながら、授業を行う。
現代社会における、個々の生活者の視点から家族を考える。本講義では、個々の生活者が志向する家族の特徴を家族ライフスタイルとみなして、それぞれの家族ライフスタイルの実現可能性について考える。テキストに沿いながら、授業を行う。
<現代社会における人と人とのつながりと生きることの意味を考えよう>
現代社会コースでは、受講生に、私たちが生きている『現代社会』の意味を、多角的に学んでいただきたいと考えています。後期の現代社会入門では、現代社会コースに所属する哲学専攻の植村卍、教育学専攻の小松茂久、社会学専攻の神原文子が、それぞれの専門を生かしながら、リレー方式で授業を進めます。
現代社会コースでは、受講生に、私たちが生きている『現代社会』の意味を、多角的に学んでいただきたいと考えています。後期の現代社会入門では、現代社会コースに所属する哲学専攻の植村卍、教育学専攻の小松茂久、社会学専攻の神原文子が、それぞれの専門を生かしながら、リレー方式で授業を進めます。
現代社会論演習I(火曜・2限)
<生活者の人権と家族にかかわる諸問題>
現代社会を生きる個々の生活者の人権という視点から現代家族を照射し、そこに立ち現れる諸問題を研究テーマにします。現代家族にかかわる諸問題について、それらが発生・存続するメカニズムを理論的に考察しながら実証的に解明し、問題解決への課題を検討していきます。 現代社会における家族の意味は? 現代家族における性差別の実態は?子どもたちの自尊感情の低さと、家庭・学校での子育てにおける暴力や体罰との関係は?家族による高齢者介護の実態は?などなど。この演習では、現代家族を対象として実証研究のプロセスを具体的に作業しながら修得を図ります。
現代社会を生きる個々の生活者の人権という視点から現代家族を照射し、そこに立ち現れる諸問題を研究テーマにします。現代家族にかかわる諸問題について、それらが発生・存続するメカニズムを理論的に考察しながら実証的に解明し、問題解決への課題を検討していきます。 現代社会における家族の意味は? 現代家族における性差別の実態は?子どもたちの自尊感情の低さと、家庭・学校での子育てにおける暴力や体罰との関係は?家族による高齢者介護の実態は?などなど。この演習では、現代家族を対象として実証研究のプロセスを具体的に作業しながら修得を図ります。
専攻演習III(火曜・3限)
<生活者の人権と家族にかかわる諸問題・パートIII>
卒業論文の執筆を視野に入れながら、夏休みにデータ収集をした人、後期以降にデータ収集をする人、いずれも、自分のデータを自分で集計・分析することが重要な課題となります。同時並行的に、既存の資料を収集したり、参考文献を読み込んでいくことも行わなければなりません。学生ひとりひとりのテーマが異なるうえに、実証研究の方法も異なるし、さらに、進行状況も異なってくることが予想されます。 それでも、毎週演習に参加し、進行状況を報告することが大事です。ゼミ仲間と良い協力関係を作っていくことにより、互いに支え合って、さまざまな困難な課題を克服していってほしいと思います。
卒業論文の執筆を視野に入れながら、夏休みにデータ収集をした人、後期以降にデータ収集をする人、いずれも、自分のデータを自分で集計・分析することが重要な課題となります。同時並行的に、既存の資料を収集したり、参考文献を読み込んでいくことも行わなければなりません。学生ひとりひとりのテーマが異なるうえに、実証研究の方法も異なるし、さらに、進行状況も異なってくることが予想されます。 それでも、毎週演習に参加し、進行状況を報告することが大事です。ゼミ仲間と良い協力関係を作っていくことにより、互いに支え合って、さまざまな困難な課題を克服していってほしいと思います。
現代社会方法論I(水曜・2限)
多種多様な情報があふれる現代社会だからこそ、正確な情報の収集力、情報の正確な読解力、筋道を立てた思考力、論理的な構成力、情報発信力等が期待される。本講義では、現代社会の具体的な事象をテーマに取り上げ、論理的な思考を組み立てる手順を概説するとともに、質的データの収集方法と分析方法について解説する。
社会調査論(木曜・2限)
<調査設計と実査方法>
社会生活のなかに生起する種々の社会現象の実態を把握したり、社会問題の解決策を見いだすために、現地へ出向き、生の情報を収集し、解析し、レポートにまとめるという社会調査の一連のプロセスを、具体的に解説する。
社会生活のなかに生起する種々の社会現象の実態を把握したり、社会問題の解決策を見いだすために、現地へ出向き、生の情報を収集し、解析し、レポートにまとめるという社会調査の一連のプロセスを、具体的に解説する。