アクティビティ

フォーラム

2017年12月16日開催
“公認心理師”という心理専門職の養成について考える

■日 時 2017年12月16日(土) 15:00〜16:30
■場 所 神戸学院大学有瀬キャンパス14号館6階大実験実習室1
■発表者 三和 千德(人文学部人間心理学科 教授)
村山 恭朗(人文学部人間心理学科 准教授)
三木 詩織(心理臨床カウンセリングセンター インテークワーカー)

 今回のフォーラムは、2017年9月に施行された公認心理師法を受けて、今の日本社会が抱える「こころの健康」に関わるさまざまな課題を知り、その中で今後の心理専門職はどうあるべきか、さらに心理専門職を養成するためには、どのような教育が必要かについて、議論を行いました。
 話題提供は、精神科医で臨床心理士でもある本学の三和千德教授、心理臨床家で大学の教育者・研究者である本学の村山恭朗准教授、当センターのスタッフで臨床心理士の三木詩織さんの3人が行い、自由な意見が交わされました。
 大学院進学を志望している学生などが多数集まり、「現場の声が聞けて良かった」といった感想があり、心理職の役割を知る良い機会となりました。

2016年7月23日開催
「心と心をつなぐ力・アート −イギリス・アートセラピーの現状とこれから−」

本学人文学部研究推進事業と心理臨床カウンセリングセンターの共催で23日、フォーラム「心と心をつなぐ力・アート−イギリス・アートセラピーの現状とこれから−」を開催しました。
 今回は、イギリスからアートセラピストのJ. ドゥボスキー先生をお招きし、アートセラピーの基本原理、アートセラピーを用いた支援の紹介、自閉症児を対象としたロボットを用いたセラピーの様子など、イギリスで実際に行われている様々なアートセラピーについてご講演していただきました。
 教育関係の方、心理職の方、地域で発達障がい児・者の支援に関わる方、学生や一般の方も含めて約45名の方に参加いただきました。参加者からは、アートセラピーと箱庭療法との違いについての質問が出たり、興味深かったとの感想をいただきました。

■日 時  2016年7月23日(土)16:00〜18:00
■場 所  神戸学院大学有瀬キャンパス15号館151M教室
■講 師  ローハンプトン大学  Dr.ヤネック・ドゥボスキー



2015年7月25日開催
「地域に根ざす心理臨床 −心理学の立場から発達障害を支える−」

■日 時  2015年7月25日(土)13:00〜14:45
■場 所  神戸学院大学有瀬キャンパス15号館151M教室
■講 師  本学人文学部人間心理学科の教員による発表

「発達障がいの子どもにおける言語発達とその心理支援」
 人文学部人間心理学科教授   小山 正

「児童思春期精神科から見た発達障害児・者への心理支援」
 人文学部人間心理学科准教授  前田 志壽代

「学校における特別支援教育の現状と心理支援」
 人文学部人間心理学科准教授  道城 裕貴

 今回のフォーラムでは、療育・医療・教育の各専門分野における心理臨床実践について、広く地域社会に紹介することを目的として発表を行った。今後も継続して本学が地域社会と連携し、情報を発信していくことの必要性について改めて確認した。

2014年12月6日開催
「災害ボランティアの展開 −学生の緊急支援・仮設住宅支援の経験を明日へつなぐ−」

 東日本大震災が発災した2011年より、当センターでは心理学を生かした地域ボランティア養成講座として災害支援者のこころのケアをテーマにフォーラムを継続して開催してきた。2014年度は、「災害ボランティアの展開−学生の緊急支援・仮設住宅支援の経験を明日へつなぐ−」を、12月6日、有瀬キャンパス9号館942教室で開催した。今回のフォーラムは、本学地域研究センターと心理臨床カウンセリングセンターが共催した。

■日 時  2014年12月6日(土)14:00〜17:00
■場 所  神戸学院大学有瀬キャンパス9号館942教室
■プログラム
◎講演「東日本大震災から4年、『兵庫県の被災地支援状況』」
 ひょうごボランタリープラザ 災害支援アドバイザー  高橋 守雄

◎活動報告「神戸学院大学の実績報告と問題提起」
 東北仮設住宅の生活支援・神戸からの支援
 丹波市・広島市土砂災害の緊急支援
 南海トラフに備える和歌山県での体験学習

◎ディスカッション「神戸学院大学災害支援の方向性をみいだす」
 神戸学院大学現代社会学部教授 安富 信
 神戸学院大学人文学部教授   日髙 正宏
 神戸学院大学心理臨床カウンセリングセンター(臨床心理士) 守田 敦子
 神戸学院大学学生支援グループ  垣谷 宜男

 本学では、2011年より東日本大震災の被災地支援を継続している。今年度は東北仮設住宅の生活支援に加え、丹波市・広島市土砂災害に対する緊急支援で泥かきを行った。また新しい取り組みとして、南海トラフに備える和歌山県で体験学習を行い、防災・減災について考えた。このフォーラムでは、こういった本学の取り組みを報告し、今後の災害支援の方向性を見出すためのディスカッションを行った。また、長く東日本大震災支援に関わってこられた講師により、兵庫県の支援状況についてご講演いただいた。



2014年7月26日開催
「地域に根ざす心理臨床2 −活動の実際から−」

 心理臨床カウンセリングセンターでは、地域に根ざす心理臨床というテーマで、2009年に続き2回目となる同じテーマでのフォーラムを開催した。

■日 時  2014年7月26日(土)13:00〜14:45
■場 所  神戸学院大学有瀬キャンパス15号館151M教室
■発表者  本学大学院人間文化学研究科心理学専攻の学生による発表

「支援を要する子どもへの療育活動から」 髙谷 尚也
「『母と子のアートで遊ぼう』の活動から」 奥野 史織
「地域に暮らす多様な子どもへの学習支援から」 陶山 和美
「『子育てサロン』の活動から」  雨堤 優介

 今回のフォーラムでは、地域の中で活動する大学院生の姿を通して、本学大学院人間文化学研究科心理学専攻の教育活動と心理臨床実践について広く地域社会に紹介することを目的として、本学大学院人間文化学研究科心理学専攻の学生が発表を行った。今後も継続して本学が地域社会と相互連携していくことの必要性について改めて確認した。



2013年12月7日(土)開催
「東日本大震災復興支援と学生ボランティアの可能性」

 心理学を生かした地域ボランティア養成講座V「東日本大震災復興支援と学生ボランティアの可能性−4年目への、学生からのプレゼンテーション−」を、12月7日、有瀬キャンパスの151M教室で開催した。今回のフォーラムは、本学地域研究センターと心理臨床カウンセリングセンターが共催した。

■日 時  2013年12月7日(土)14:00〜17:00
■場 所  神戸学院大学有瀬キャンパス15号館151M教室
■講 演

◎講演「東日本大震災から3年、『兵庫県の被災地支援状況』」
 ひょうごボランタリープラザ 所長代理  高橋 守雄

◎活動報告「体験を学びへ、学びを実践へ」
 ・少人数滞在型プログラム
 ・大学生の神戸招へいプログラム
 ・水産加工企業へのインターンシップと東北応援物産展
 ・3年走り続けたボランティアバス
 ・学生からの提案「野望プロジェクト」

◎ディスカッション「今後の支援について」
 ひょうごボランタリープラザ 所長代理       高橋 守雄
 神戸学院大学総合リハビリテーション学部准教授  糟谷 佐紀
 神戸学院大学心理臨床カウンセリングセンター長  石﨑 淳一
 神戸学院大学ボランティア活動支援室       川口 謙造

 長く東日本大震災に関わってこられた講師により、兵庫県の支援状況についてご講演いただいた。その後、本学学生が2013年度の支援活動の報告を行った。ディスカッションでは、長期的な支援を行うためのボランティアバス以外の新しい支援スタイルの模索、学生の自主企画を実現するために大学の資源をどのように活用していったらよいのか等、活発な議論が交わされた。



2013年7月27日(土)開催
子供の成長と大人の役割V「困難を抱える子どもを支える −支援の場をつなぎ協働すること−」

 心理臨床カウンセリングセンターでは、センター開設以来、子どもの成長と大人の役割というテーマでフォーラムを続けている。2013年は、その5回目となる子育てフォーラムを開催した。
 今回のフォーラムは、本学地域研究センターと心理臨床カウンセリングセンターが共催した。

■日 時  2013年7月27日(土)13:00〜14:45
■場 所  神戸学院大学有瀬キャンパス14号館心理学大実験実習室1
■講 師
児童養護施設信愛学園・心理担当員  若林 亮
医療福祉センターきずな・心理療法士 永井 マリア
神戸学院大学人文学部講師      難波 愛

 今回のフォーラムでは、医療、福祉、教育の立場から3名のシンポジストをお招きし、様々な困難を抱える子ども達を支える支援現場の実際について、お話しいただいた。また、他職種と心理職との連携の在り方について、活発な議論も交わされ、子どもの成長を援助するにあたり、他職種との連携が必要であることを確認した。



2013年2月26日(火)開催
東日本大震災復興支援と学生ボランティアの意味
−学生ボランティアの活動報告と今後の展開について−

 心理学を生かした地域ボランティア養成講座IV「東日本大震災復興支援と学生ボランティアの意味−学生ボランティアの活動報告と今後の展開について−」を、2月26日、有瀬キャンパスの151M教室で開催した。今回のフォーラムは、本学地域研究センターと心理臨床カウンセリングセンターが共催した。

■日 時  2013年2月26日(火)13:00〜17:00
■場 所  神戸学院大学有瀬キャンパス15号館151M教室
■講 演

◎講演1
 「NPOから見た東日本大震災復興支援と学生ボランティア大学によるボランティア支援の意味とは
  NPO法人 ユースビジョン代表  赤澤 清孝          

◎講演2
 「東日本大震災から2年、『兵庫県の被災地支援状況』」
 ひょうごボランタリープラザ 所長代理  高橋 守雄

◎報告「学生による活動報告と問題提起」
 ・
仮設住宅の子どもとの交流活動
 東北学院大学大学間連携プログラム
 中期滞在型プログラム
 神戸での物産展(後方支援)

◎パネルディスカッション「東北の今後、学生のビジョン」
 
神戸学院大学総合リハビリテーション学部教授 西垣 千春
 神戸学院大学心理臨床カウンセリングセンター長  日髙 正宏
 神戸学院大学心理臨床カウンセリングセンター臨床心理士 守田 敦子    他

 長く東日本大震災支援に関わってこられた講師2名により、現地ボランティアの状況、兵庫県の支援状況についてご講演いただいた。その後、本学学生により、2012年度の支援活動の報告を行った。また、教職員をまじえたディスカッションでは、ボランティア活動を通して感じた疑問点を挙げ、被災者の心の在り方や今後のボランティア支援について活発な議論が交わされた。



2012年7月28日
子どもの成長と大人の役割IV「困難な子育てを支援する」

 心理臨床カウンセリングセンターでは、センター開設以来、子どもの成長と大人の役割のテーマでフォーラムを続けている。その4回目となる子育てフォーラムを開催した。

■日 時  2012年7月28日(土)13:00〜14:45
■場 所  神戸学院大学有瀬キャンパス14号館心理学大実験実習室1
■講 師
神戸学院大学人文学部人間心理学科准教授 前田 志壽代
西宮公同幼稚園教諭 菅澤 順子
神戸学院大学人文学部人間心理学科講師 山上 榮子

 今回は、医療領域と教育領域の立場から、子育てに携わる保護者の支援に関する講演が行われた。ディスカッションでは医療現場と教育現場の適切な連携によって、子どもの成長を援助することが可能であることを確認した。



2012年7月7日(土)
震災ボランティアとこころのケア −被災地からの声を聞き、神戸からの支援を考えるー

 心理学を生かした地域ボランティア養成講座III「震災ボランティアとこころのケア―被災地からの声を聞き、神戸からの支援を考える−」を、7月7日、有瀬キャンパスの大学会館マナビ―ホールで開催した。今回のフォーラムは、本学地域研究センターと心理臨床カウンセリングセンターが共催した。

■日 時 2012年7月7日(土)10:00〜12:00
■場 所 神戸学院大学有瀬キャンパス大学会館4階マナビ―ホール
■講 演 

1.「伝えたい、あの日、そしてこれから」
   フォトグラファー  阿部 美津夫
2.「被災した子どもとどう向き合うか −どう受け止め、どう叱り、どう見守るか−」
   公益財団法人日本国際民間協力会NICCO 子どもの心のケア担当  宗貞 研

 今回は、実際に東日本大震災で被災された講師と被災地で長くボランティア活動をしておられる講師を招き、被災地の実情と被災した子どもたちの現状について講演が行われた。被災地から遠い本学ができる支援について様々な議論が交わされた。



2012年2月29日(水)
フォーラム「子どもの成長と親の役割 III −学校・地域・家庭における子育て支援−」

 心理臨床カウンセリングセンターでは、センター開設以来、子どもの成長と親の役割のテーマでフォーラムを続けている。その3回目となる子育てフォーラムを開催した。

■日 時  2012年2月29日(水)13:00〜14:45
■場 所  神戸学院大学有瀬キャンパス14号館心理学大実験実習室1
■講 師
岡山県倉敷市立船穂中学校養護教諭      横溝 妙子
親とこころのエンパワメント研究所代表    馬見塚 珠生
京都文教大学臨床心理学部准教授       三林 真弓
神戸学院大学人文学部准教授         前田 志壽代
神戸学院大学人文学部教授          日髙 正宏

 今回のフォーラムでは、子育て支援にかかわる様々な領域の先生方を招き、先生方の地域での取り組みに関する講演が行われた、参加者からは発達障害のある子どもとのかかわり方や産後うつなどの質問があり、子育てのなかでの親の役割や親の不安について活発な議論が交わされた。



2012年2月8日(水)
震災ボランティアとこころのケア

 心理学を生かした地域ボランティア養成講座II「震災ボランティアとこころのケア −復興への長い道のりに寄り添うこと−」を、2月8日、有瀬キャンパスのマナビーホールで開催した。今回のフォーラムは、本学地域研究センターと心理臨床カウンセリングセンターが共催した。

■日 時  2012年2月8日(水)10:00〜12:00
■場 所  神戸学院大学有瀬キャンパス大学会館4階マナビーホール
■講 演

◎支援報告「神戸学院大学の災害支援について」
神戸学院大学人文学部教授/学際教育機構防災・社会貢献ユニット/東日本大震災災害支援対策本部副本部長
前林 清和

◎講演「復興への長い道のりに寄り添うこと」
広島国際大学大学院心理科学研究科教授/臨床心理士/ホワイト精神分析研究所 精神分析家
一丸 藤太郎 

現地報告とディスカッション
神戸学院大学人文学部准教授/精神科医/臨床心理士  三和 千德
神戸学院大学ボランティア活動支援室ボランティアコーディネーター 川口 謙造
TKK学び合い連携センター東日本大震災支援現地コーディネーター 四宮 千佳子
神戸学院大学心理臨床カウンセリングセンター臨床心理士  守田 敦子

 今回のフォーラムでは、被災者や震災ボランティアの心の健康に関する講演が行われた。その後のディスカッションでは、ボランティア活動を通して感じた疑問点を挙げ、被災者の心の在り方や今後のボランティア支援について活発な議論が交わされた。