大学院 人間文化学研究科

博士後期課程 講義内容

研究指導 植村 卍

教育目標

研究論文指導

授業内容

第1回 学問について1 学問の意義について
第2回 学問について2 学問の歴史について
第3回 学問について3 学問の歴史について
第4回 学問(知)とその研究方法について
第5回 教育について1 日本の教育観
第6回 教育について2 西洋の教育観
第7回 教育について3 Martin Buber の教育論
第8回 教育について4 Martin Buber の教育論
第9回 院生の研究発表と研究指導1
第10回 院生の研究発表と研究指導2
第11回 院生の研究発表と研究指導3
第12回 院生の研究発表と研究指導4
第13回 院生の研究発表と研究指導5
第14回 院生の研究発表と研究指導6
第15回 総括

研究指導 神原 文子

教育目標

本年度の研究指導では、毎回、ゼミ形式で行い、それぞれの院生が、研究テーマについて研究報告を行うことを原則としています。ただし、必要に応じて、研究方法、実証研究方法、文献レビュー等も組み込む予定です。
院生には、1年間に最低1本、できれば2本の論文を完成させて、いずれかの学術雑誌に投稿することを期待します。

授業内容

前期は、以下のような社会学プロセスを具体的に行うことを中心とする。
1回目、2回目 (1)原問題  研究テーマを決める。テーマが決まらなければ、関心のある事柄、疑問を抱いている事柄、調べてみたい事柄などを書き出してみることから始める。
3回目、4回目 (2)関連文献の見直しと既存研究の検討  研究テーマに関連した文献や既存研究を検討するいわば「外部探検」のプロセスである。
5回目、6回目 (3)問題意識の確定  自分が関心をもった現実を粗く素描する。
7回目、8回目 (4)戦略的な問題規定  実証の対象にどれだけなりうるか、最小限明らかにすべき課題はどの部分なのかを限定づける。
9回目、10回目 (5)概念分析  問題を作り上げている主要な事柄(要素項目)を言葉で記述し、対象となっている事象の全体像を描くことである。
11回目、12回目 (6)理論仮説  理屈のうえで、要素や属性を相互に関連づける。
13回目、14回目 (7)作業仮説  概念から測定可能な変数を作成し、変数相互の関連づけを行う。
15回目 ふりかえりとして、これまでの講義のまとめをおこなう。
 後期は、各自のテーマについて、研究発表を行う。

研究指導 小石 寛文

教育目標

学位論文に向けての研究指導

授業内容

学位論文のための研究を進めていくために、先行研究の文献研究から自分の研究を位置づけ深めること、全体の研究の構想、研究方法の吟味、データ処理法など学位論文執筆に必要なことを指導する。そのために、受講者は毎回自分の研究の進捗状況や今後の進め方について報告し、それにもとづいて指導支援する。

研究指導 小山 正

教育目標

本研究指導では、博士学位論文作成に向けて、文献的考察を通して、近年の言語発達研究における自らの研究の位置づけと学界への寄与を明確にするとともに、研究題目に関しての展望を行う。また、資料の収集およびその分析の方法を検討し、研究を深めていく。関連学会での積極的に発表を重ねて、博士論文の作成につなげていく。

授業内容

1.文献的考察
2.資料の収集
3.分析方法
4.発表と討論
5.論文作成

研究指導 早木 仁成

教育目標

主に霊長類社会学に関する分野の研究を進め、学位論文の作成を目指す

授業内容

霊長類の社会と行動に関するフィールドワークにもとづいて、データの収集と分析を進め、人類の進化過程の解明にかかわる博士論文の作成を目指して研究指導を行う。
まず、博士論文作成のための文献収集、問題設定、目的の設定、仮説の設定、フィールドワークでのデータ収集の方法を確実に身につける。また、自らの研究を追究する道筋を明確にし、研究の位置づけや、研究方法の妥当性を検討し、データの分析方法を学ぶ。その上で、関連する重要な文献を読みながら、研究結果に関する発表と討論を繰り返す。

研究指導 博野 信次

教育目標

博士論文に向けての研究

授業内容

学生が現場での診療・治療の過程で抽出した高次脳機能障害の臨床的心理的症状について、その臨床的意味、神経解剖生理学的位置づけ、病態メカニズムの理解、病態解明に向けての、研究デザインの理解、研究方法の指導、論文執筆に関する指導を行う。

研究指導 前林 清和

教育目標

博士論文に向けての研究
授業内容 1 「研究デザインの確認と精査」
2 「公刊論文の検討」
3 「研究方法の指導」
4 「調査に関する指導と実施」
5 「論文執筆の指導」
研究指導 吉野 絹子

教育目標

博士論文に値する研究遂行能力の養成

授業内容

学位論文のための研究を進めていくために、先行研究の文献研究から自分の研究を位置づけ深めること、全体の研究の構想、研究方法の吟味、データ処理法など学位論文執筆に必要なことを指導する。そのために、受講者は毎回自分の研究の進捗状況や今後の進め方について報告し、それに基づいて指導支援する。