人間形成論講座
人間形成論方法論I
教授 | 植村 卍 |
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教育目標 |
教育と宗教のかかわり |
授業内容 | 教育も人間にとってひとつの規範である。そうした規範は国家が制定する憲法・法律がそのひとつである。つぎに社会規範として道徳・倫理がある。それは人間が生きる心の規範である。つぎにそうした規範を根本的に規定しているのは宗教である。それはときに潜勢的で目にみえないが、それぞれの国家の文化の根底に潜んでいる。そうした宗教をここではその形態として、たとえばキリスト教・仏教・イスラム教などを研究するものではない。むしろそうした宗教の根底にある「宗教心」を研究とする。それは「聖なるもの」の研究になる。それはどの民族にも潜んである普遍的な人間の心の性向といえます。 |
人間形成論方法論II
教授 | 水谷 勇 |
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教育目標 |
我が国およびアメリカにおける教育学研究の最前線について理解し、教育学研究・人間形成研究についての専門用語・概念の緻密化・精錬を図るとともに、研究方法論に一定程度熟達し、教育学研究と教育(社会)の現実・実践との関係について理解を深める。 |
授業内容 | 価値多元化の現実をふまえつつ、確かな教育目的・理想を前提とする教育論の意義と問題点の再検討を行い、新しく生起してきた、違うもののかかわりあいを通して不断に価値を発見する過程としての「教育」の意義と問題点を明らかにし、教育学諸学会が近年どういうテーマを取り上げ、どういう方法論で研究を進めてきたのか緻密に検討することを通して、教育学並びに人間形成研究の方法論の習得、及びその研究方法の向上、切磋琢磨を図る。 |
人間形成論特殊講義I
教授 | 植村 卍 |
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教育目標 |
身体論 |
授業内容 | 人間の形成を考えるとき、そこに身体についての思索が必要である。現代の教育を考えるとき、それを学問的に的確に把握しておかなければ、児童・生徒の心を把握できない。ここで研究する身体は、自然科学的な客観的物理的な体ではなく、心と体とが有機的に結合した身体です。こうした身体論は現象学の祖フッサールの哲学において究明された。そして彼の思想に影響されて日本での本格的身体論を展開したのは市川浩である。ここでは、フッサールのそれと、市川の身体論を研究課題とする。 |
人間形成論特殊講義II
教授 | 今西 幸蔵 |
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教育目標 |
学習社会論 |
授業内容 | 人間形成の過程について、生涯発達論の視点から理解することが求められており、そこに学習社会という考え方が存在する。学習社会とは、あらゆる人々が時間的、空間的制約を受けることなく知識を獲得するために学習する社会を指す。こうして獲得された知識は、やがて新しい知識を創造し、普及され、活用されることになり、いわゆる知識基盤社会が成立し、知識経営が重視される社会となる。本講義では、こうした学習社会の本質を分析することによって、社会の発展と人間形成の在り方について考える。 |
人間形成論演習I
教授 | 前林 清和 |
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教育目標 |
人間形成論に関する研究課題を明らかにしつつ、研究方法などの基本を身につけることを目標とする。具体的には、各自が設定した研究課題の独創性、独自性、妥当性などを明確にし、先行研究との関係から各自の研究の学術的な位置づけをする。そのことで、これからの研究の道筋を明らかにしていきたい。 |
授業内容 | 1回目 ガイダンス |
人間形成論演習II
教授 | 水谷 勇 |
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教育目標 |
修士論文作成を念頭に置きつつ、アカデミックな世界に通用し、かつ教育現実・実践に寄与しうるレベルの高い教育学研究をめざして、その技術と技法の基本を習得する。 |
授業内容 | 現実に実りあり、かつアカデミックに通用する研究を進め、かつそれを論文にまとめ上げていくため、「研究の取っかかり」を今一度見直し、「データや用語の定義」を厳密かつ学問的なものに高め、具体的な「学術論文の記述」に習熟するために、実習を交えた文献講読による学習を進め、上記教育目標の達成を図る。これらの学習成果をもとに、最終的には修論予稿ともいうべきレポートを作成・提出する。 |
人間形成論演習III
教授 | 水谷 勇 |
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教育目標 |
修士論文作成を念頭に置きつつ、アカデミックな世界に通用し、かつ教育現実・実践に寄与しうるレベルの高い教育学研究をめざして、1回生の時に学んだ成果を生かしつつ、不十分点については補いながら、名実ともに学術論文としての修士論文作成に向けて大きな前進を勝ち取る。すでに習得した研究及び論文作成の技術と技法を生かしながら、より確実なものへと高めていく。 |
授業内容 | 現実に実りあり、かつアカデミックに通用する研究を進め、かつそれを論文にまとめ上げていくため、「データや用語の定義」を厳密かつ学問的なものに高め、具体的な「学術論文の記述」に習熟するために、1年時に作成した修論予稿の添削指導とその後の研究の発展を反映した受講生からの報告への研究指導並びに、受講生同士の交流による研究の発展を図る形でゼミを進めていくことにより、上記教育目標の達成を図る。 |
人間形成論演習IV
教授 | 前林 清和 |
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教育目標 |
人間形成論に関する修士論文完成を目標とする。これまで進めてきた研究を如何に論文として完成するかということを学術的に検証しつつ、論文としての質の向上をめざす。 |
授業内容 | 1回目 ガイダンス |